東洋合成が急反発、国内有力調査機関は「アウトパフォーム」でカバレッジ開始
東洋合成工業<4970.T>が急反発。株価は一時、前日に比べ5%強上昇した。東海東京調査センターは16日、同社株のレーティングを「アウトパフォーム」、目標株価を1万7460円としてカバレッジを開始した。同社は、半導体用フォトレジスト原料や香料材料、ロジスティック事業を軸に事業展開しているファインケミカル企業。半導体の微細化に伴い、同社の感光性材料及び高純度溶剤が最先端の半導体製造に必要なEUVレジストやArFレジスト向けに出荷が大きく増加している。半導体の最先端分野の市場の成長ポテンシャルは高い一方、業績計画は保守的なことから同社の成長性は織り込まれていない、とみている。同センターでは22年3月期の連結営業利益は会社計画の35億5000万円に対して42億円(前期比42.9%増)と増額修正を予想。23年3月期の同利益は48億5000万円を見込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
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