日本株の先行きを考えるにあたって・・・
5月第3週の投資主体者別売買動向が発表されました。
第2週に日本株を1兆1177億円売り越していた海外投資家が第3週はどのように動くのかに注目していたのですが、第3週も3981億円の売り越しと2週続けての売り越しとなっています。また第2週は買い越していた個人投資家も第3週は1869億円の売り越しに転じており、この影響で日本株がさえない展開となっています。
やはり海外投資家が日本株を見ると
・ワクチンの接種率が低い
・オリンピック中止のリスク
・日銀の買い支えが無くなった
ことにより、日本株を売ってきているのだろうと考えています。
ただ少し明るい兆しも見えてきました。
米国ダウ指数が落ち着きを取り戻し、高値まであと2.2%の水準まで回復している点です。
米国株が経済正常化期待から緩やかに上昇し始めており、米国ダウ指数が上場来高値を更新してくれば日本株も大型株中心に再度買われるのではないかと期待しています。ただ逆に高値を更新できずに失速すると・・・・
日本株ももう一段の下落がありそうです。
このように決算発表が終わり当面材料の乏しい時期では日本株は米国株の動向に左右されやすくなります。
このような時期はトレードしてもなかなか勝ちにくい時期になります。今は無理をせず次のトレンドが発生するまで様子をみてもいいのかもしれません。過度に楽観的になり無茶なトレードだけはしないように心掛けて下さいね。
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