アジア株は全面安、ナスダック安を嫌気 香港株は6週間ぶりに28000の大台を割り込む、全銘柄下落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/05/11 11:20
アジア株は全面安、ナスダック安を嫌気 香港株は6週間ぶりに28000の大台を割り込む、全銘柄下落

東京時間11:05現在
香港ハンセン指数   27950.78(-644.88 -2.26%)
中国上海総合指数  3396.75(-31.25 -0.91%)
台湾加権指数     16858.62(-376.99 -2.19%)
韓国総合株価指数  3198.00(-51.30 -1.58%)
豪ASX200指数    7096.00(-76.80 -1.07%)

アジア株は全面安、きのうの米株下落を受け売り優勢で始まった。前日の米株式市場でナスダック指数は2.5%下落したにもかかわらず、11日のアジア時間でも時間外で一時1.4%安になるなど売りが続いている。ナスダック安を受け、アジア株式市場ではハイテクや通信サービス関連が総じて下落している。

香港株は2.26%安、約6週間半ぶりに節目の28000ポイント台を割り込んでいる。全銘柄が下落。特にハイテク関連の下げがきつい。Meituanは5.8%安、舜宇光学科技は5.0%安、テンセントホールディングスは3.5%安、瑞声科技は2.0%安。

上海株は0.91%安、約3週間半ぶりに節目の3400ポイント台を割り込んでいる。米株安を嫌気しているほか、中国でのインフレ懸念も高まっている。きょう発表された中国4月の生産者物価指数は6.8%と2017年10月以来の高水準となった。前回の4.4%から大きく上昇しており、インフレリスクが一段と高まっている。消費者物価指数は0.9%と予想に届かなかったものの、2カ月連続で上昇した。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)