アジア株 総じて上昇、上海株は続落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/05/07 18:29
東京時間18:06現在
香港ハンセン指数   28610.65(-26.81 -0.09%)
中国上海総合指数  3418.87(-22.41 -0.65%)
台湾加権指数     17285.00(+290.64 +1.71%)
韓国総合株価指数  3197.20(+18.46 +0.58%)
豪ASX200指数    7080.83(+19.14 +0.27%)
インドSENSEX30種  49246.13(+296.37 +0.61%)

 7日のアジア株は総じて上昇。前日の米国株式市場で主要3指数が軒並み上昇。NYダウが連日で最高値を更新、このところ下げが続いていたナスダックが上昇したことなどを背景にアジア株でも買いが広がった。台湾株は大幅続伸。前日の米株高が好感されて買い優勢で推移した。豪州株は反発。金や銅価格などの上昇を背景に資源株や鉱山株などを中心に上昇した。
   
 上海株は続落。4月の中国財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)が前月から改善するとともに予想から上振れした。さらに4月の中国の貿易収支が予想から上振れしたほか、ドル建ての輸出と輸入がともに予想を上回ったことなどが好感されて堅調な推移を見せた。ただ、上昇の動きが続かず、終盤にかけて売りに押された。

 上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小反落。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)が買われる一方で、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディングが売られた。
   
 豪ASX200指数は小反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、金採掘会社のニュークレスト・マイニング、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアムが買われる一方で、決済サービス会社のアフターペイ、ソフトウェア会社のテクノロジー・ワンが売られた。

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配信元: みんかぶ(FX/為替)