ユーロがやや下げ幅拡大 ドイツ世論調査で緑の党が与党をリード=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/04/21 02:40
 NY時間の午後に入ってユーロがやや下げ幅を拡大しており、ユーロドルは1.20ドル台前半まで値を落としているほか、ユーロ円は130円割れを試す動きが見られている。ドイツは9月の総選挙に向けて政局が流動化しているが、先ほど、野党の緑の党の支持率が世論調査で支持を急拡大させており、メルケル首相が所属するキリスト教民主同盟(CDU)と統一会派を組むキリスト教社会同盟(CSU)の連立与党を上回った。

 世論調査では、緑の党が28%、メルケル首相率いるCDUと姉妹政党CSUの連立与党が21%、中道左派のSPDが13%となっている。

 CDU/CSUの保守系統一会派はCDUのラシェット党首を次期首相候補に選出。一方、緑の党は40歳のベーアボック共同代表を次期首相候補に選定している。

EUR/USD 1.2024 EUR/JPY 130.00 EUR/GBP 0.8631

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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