地域新聞社、今期最終を赤字縮小に上方修正

配信元:株探
投稿:2021/04/09 15:00
 地域新聞社 <2164> [JQG] が4月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年8月期の連結最終損益を従来予想の1億6700万円の赤字→1億1200万円の赤字(前期は3億3200万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億1200万円の赤字→5700万円の赤字(前年同期は3億1000万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年8月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの影響の長期化により、「新聞等発行事業」、「折込チラシ配布事業」において、広告出稿の回復に当面の間影響が出ることを鑑みて、2021年1月8日に「通期連結業績予想数値の修正に関するお知らせ」において業績予想を修正いたしましたが、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、千葉県知事選挙の実施や大口クライアントの出稿により想定よりも売上高の回復が進みました。その結果、1月単月では「新聞等発行事業」の売上高が112,044千円(計画比98.2%)、「折込チラシ配布事業」の売上高が98,581千円(計画比98.2%)、2月単月では、「新聞等発行事業」の売上高が107,304千円(計画比94.2%)、「折込チラシ配布事業」の売上高が131,249千円(計画比135.3%)となりました。緊急事態宣言解除により経済活動は徐々に回復すると考えられますが、感染再拡大のリスクを抱えており、中小規模事業者の販促需要への影響は第3四半期以降も残ると想定しております。しかしながら、直近の動向から第3四半期以降の売上高については計画値通りで推移すると考えており、連結売上高は3,058百万円(計画比102.4%)を見込んでおります。また、配布外注費等の適正化、投資予算の見直しを行うことで、販売費及び一般管理費を圧縮し、営業損失は△121百万円(計画値△169百万円)を見込んでおります。さらに、金融関連費用として約13百万円の営業外費用の計上を想定しているため、経常利益は△125百万円(計画値△161百万円)を見込んでおります。また、子会社の一部事業譲渡益として約18百万円の特別利益の計上を想定しているため、親会社株主に帰属する当期純利益は△112百万円(計画値△167百万円)を見込んでおります。※上記の業績予想は、当社が本資料発表日現在において、入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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