タビオ、前期最終を赤字縮小に上方修正

配信元:株探
投稿:2021/04/02 15:30
 タビオ <2668> [東証2] が4月2日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年2月期の連結最終損益を従来予想の17.1億円の赤字→15.5億円の赤字(前の期は700万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の4.6億円の赤字→3億円の赤字(前年同期は0.1億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  通期の連結業績予想につきましては、緊急事態宣言による臨時休業の影響が強かった上半期を踏まえ、下半期においても、新型コロナウイルス感染症の再拡大懸念による消費への影響を一定程度見積もっておりましたが、昨年10月の消費税増税による反動増や気温の低下にともなう冬物需要などもあり、売上高は厳しいながらも当初想定を上回る見通しとなりました。 利益面におきましても、販売管理費は計画の範囲内で推移しており、想定よりも売上高が増加したことに伴い、厳しい内容ではありますが、当初計画を上回る見通しです。なお、コロナ禍における市況の悪化等を受けて、連結子会社タビオ・フランスにおける営業権の実質価額の状況を踏まえ、減損損失114百万円を特別損失に計上する予定です。 通期の個別業績予想につきましても、連結業績予想と同じく、売上高においては当初想定を上回る見通しとなり、利益面におきましても、厳しいながらも計画を上回る見込みです。なお、連結子会社タビオ・フランスの株式について、同社の業績及び純資産の状況に鑑み、個別業績において子会社株式評価損142百万円を特別損失に計上する予定です。 以上を踏まえ、通期の連結・個別業績予想を修正致します。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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