NY株式市場(22日)パウエルFRB議長のコメントに注目−米銀資本規制の特例終了後の対応に言及か⁈
22日のニューヨーク株式市場でダウ平均は売り先行で取引が始まりそうだ。
先週末にFRBがコロナ渦で導入した銀行の資本規制に関する緩和策を3月末で終了すると発表したことで悪化した相場の地合いが継続しそうなことから、ダウ平均は下押し圧力を強く意識しながら寄り付きを迎えそうだ。取引開始前に発表された2月のシカゴ連銀全米活動指数は、−1.09と市場予想(0.72)に反しマイナスとなったことも嫌気されようだ。
ダウ平均は寄り付きで先週末の日中安値(3万2505ドル)を試す局面も見られそう。取引時間中には、オンライン討論会に出席するパウエルFRB議長の発言内容を見極めたいと姿勢から積極的な買いは手控えられそうだ。
パウエルFRB議長は、23日と24日にも上下両院で議会証言を行うことになっており、銀行の資本規制に関する緩和策終了をめぐる対応策に言及するかどうか、パウエルFRB議長の発言に神経質にならざるを得ないだろう。
ただ、週明けの米国10年債利回りは1.6%台後半まで低下傾向を見せていることから、主力ハイテク株には上昇する銘柄が目立ちそうなことは、相場全体の底固さに繋がりそうな1日となる。
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