英ポンド週間見通し:伸び悩みか、英国経済の急回復は期待薄
配信元:フィスコ
投稿:2021/03/20 14:13
■弱含み、将来的な利上げ観測は後退
今週のポンド・円は弱含み。米金融緩和策の長期化予想を受けて3月18日に年初来高値となる152円55銭まで買われたが、米長期金利が再度上昇したことから、ポンド買い・米ドル売りは縮小。週末前の対円レートは151円を挟んだ水準で推移した。英中央銀行による将来的な利上げの可能性はやや低下したこともポンド売りにつながった。取引レンジ:150円57銭−152円55銭。
■伸び悩みか、英国経済の急回復は期待薄
来週のポンド・円は伸び悩みか。英アストラゼネカ製のワクチンについて、欧州医薬品庁(EMA)は「安全で有効」と結論づけたことは、ポンド相場に対する支援材料となるが、英国経済のすみやかな回復への期待は高まっていない。3月24日発表の3月マークイットサービス業PMIや2月小売売上高が市場予想と一致しても、リスク選好的なポンド買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・24日:3月マークイットサービス業PMI(2月:49.5)
・26日:2月小売売上高(1月:前月比■-8.2%)
予想レンジ:149円50銭−152円00銭
<FA>
今週のポンド・円は弱含み。米金融緩和策の長期化予想を受けて3月18日に年初来高値となる152円55銭まで買われたが、米長期金利が再度上昇したことから、ポンド買い・米ドル売りは縮小。週末前の対円レートは151円を挟んだ水準で推移した。英中央銀行による将来的な利上げの可能性はやや低下したこともポンド売りにつながった。取引レンジ:150円57銭−152円55銭。
■伸び悩みか、英国経済の急回復は期待薄
来週のポンド・円は伸び悩みか。英アストラゼネカ製のワクチンについて、欧州医薬品庁(EMA)は「安全で有効」と結論づけたことは、ポンド相場に対する支援材料となるが、英国経済のすみやかな回復への期待は高まっていない。3月24日発表の3月マークイットサービス業PMIや2月小売売上高が市場予想と一致しても、リスク選好的なポンド買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・24日:3月マークイットサービス業PMI(2月:49.5)
・26日:2月小売売上高(1月:前月比■-8.2%)
予想レンジ:149円50銭−152円00銭
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