概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、予想以上の利上げが嫌気された
配信元:フィスコ
投稿:2021/03/19 10:13
【ブラジル】ボベスパ指数 114835.43 -1.47%
18日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1714.01ポイント安(-1.47%)の114835.43で取引を終了した。116750.7から114301.9まで下落した。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。予想以上の利上げが嫌気された。ブラジル中央銀行は18日日本時間未明、政策金利をこれまでの2.00%から2.75%に引き上げると決定。これは市場予想2.50%以上の利上げとなった。また、米株安や原油価格の急落、米長期金利の上昇なども指数の足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 3504.85 -0.09%
18日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比3.06ポイント安(-0.09%)の3504.85で取引を終了した。3551.30から3494.99まで下落した。
高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の急落が警戒され、資源銘柄を中心に売りが広がった。また、取引時間中の米株安もロシア株の売り圧力を強めた。一方、欧州市場の上昇などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 49216.52 -1.17%
18日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比585.10ポイント安(-1.17%)の49216.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同163.45ポイント安(-1.11%)の14557.85で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。ITセクターの下落が指数の下げを主導した。米金利高が警戒され、これまで上昇が目立ったIT銘柄に売りが広がったもようだ。また、インフレ率の加速懸念に伴う追加の金融緩和期待の後退も引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3463.07 +0.51%
18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.52ポイント高(+0.51%)の3463.07ポイントと反発した。
中国景気の先行き楽観が改めて意識される流れ。中国経済は今年半ばにも、新型コロナウイルス流行前水準を回復する——との予測がシンクタンクなどから相次いでいる。外部環境も改善。米連邦準備制度理事会(FRB)が17日まで開いていた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、現行のゼロ金利政策を少なくとも2023年末まで維持する方針が示された。株や商品のマーケットに資金流入が続くと期待されている。
<CS>
18日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1714.01ポイント安(-1.47%)の114835.43で取引を終了した。116750.7から114301.9まで下落した。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。予想以上の利上げが嫌気された。ブラジル中央銀行は18日日本時間未明、政策金利をこれまでの2.00%から2.75%に引き上げると決定。これは市場予想2.50%以上の利上げとなった。また、米株安や原油価格の急落、米長期金利の上昇なども指数の足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 3504.85 -0.09%
18日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比3.06ポイント安(-0.09%)の3504.85で取引を終了した。3551.30から3494.99まで下落した。
高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の急落が警戒され、資源銘柄を中心に売りが広がった。また、取引時間中の米株安もロシア株の売り圧力を強めた。一方、欧州市場の上昇などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 49216.52 -1.17%
18日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比585.10ポイント安(-1.17%)の49216.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同163.45ポイント安(-1.11%)の14557.85で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。ITセクターの下落が指数の下げを主導した。米金利高が警戒され、これまで上昇が目立ったIT銘柄に売りが広がったもようだ。また、インフレ率の加速懸念に伴う追加の金融緩和期待の後退も引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3463.07 +0.51%
18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.52ポイント高(+0.51%)の3463.07ポイントと反発した。
中国景気の先行き楽観が改めて意識される流れ。中国経済は今年半ばにも、新型コロナウイルス流行前水準を回復する——との予測がシンクタンクなどから相次いでいる。外部環境も改善。米連邦準備制度理事会(FRB)が17日まで開いていた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、現行のゼロ金利政策を少なくとも2023年末まで維持する方針が示された。株や商品のマーケットに資金流入が続くと期待されている。
<CS>
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