11日のニューヨーク外為市場でドル・円は108円70銭まで上昇後、108円36銭まで反落して引けた。米先週分新規失業保険申請件数が前回から予想以上に減少したほか、1月JOLT求人件数も予想外に前月から増加しパンデミック前のほぼ1年ぶり高水準に回復したことを好感しドル買いが優勢となった。その後、対欧州通貨での動きに連れたドル売りに反落。
ユーロ・ドルは1.1930ドルまで下落後、1.1990ドルまで上昇して引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利の据え置きを決定した。同時に、一時的なインフレ急騰への対処として、4-6月期にパンデミック資産購入プロブラム(PEPP)の購入ペースを著しく加速する方針を示したため一時ユーロ売りが優勢となった。しかし、ラガルド総裁があくまでも、金融状況のひっ迫を回避するためで、イールドカーブコントロールではないと確認し、ECBも、追加緩和につながる債券購入の加速を意図していないと確認したためユーロの買戻しが強まった。
ユーロ・円は129円56銭まで弱含んだのち、130円00銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3940ドルから1.3988ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.9279フランまで上昇後、0.9235フランまで下落した。
[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:71.2万件(予想:72.5万件、前回:75.4万件←74.5万件)・米・失業保険継続受給者数:414.4万人(予想:420.0万人、前回:433.7万人←429.5万人)・米・1月JOLT求人件数:691.7万件(予想:670万件、12月:675.2万件←664.6万件) <KY>
ユーロ・ドルは1.1930ドルまで下落後、1.1990ドルまで上昇して引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利の据え置きを決定した。同時に、一時的なインフレ急騰への対処として、4-6月期にパンデミック資産購入プロブラム(PEPP)の購入ペースを著しく加速する方針を示したため一時ユーロ売りが優勢となった。しかし、ラガルド総裁があくまでも、金融状況のひっ迫を回避するためで、イールドカーブコントロールではないと確認し、ECBも、追加緩和につながる債券購入の加速を意図していないと確認したためユーロの買戻しが強まった。
ユーロ・円は129円56銭まで弱含んだのち、130円00銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3940ドルから1.3988ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.9279フランまで上昇後、0.9235フランまで下落した。
[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:71.2万件(予想:72.5万件、前回:75.4万件←74.5万件)・米・失業保険継続受給者数:414.4万人(予想:420.0万人、前回:433.7万人←429.5万人)・米・1月JOLT求人件数:691.7万件(予想:670万件、12月:675.2万件←664.6万件) <KY>
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