アジア株 総じて上昇、上海株は大幅反発

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/03/11 17:48
アジア株 総じて上昇、上海株は大幅反発

東京時間17:35現在
香港ハンセン指数   29385.61(+478.09 +1.65%)
中国上海総合指数  3436.83(+79.09 +2.36%)
台湾加権指数     16179.56(+267.89 +1.68%)
韓国総合株価指数  3013.70(+55.58 +1.88%)
豪ASX200指数    6713.92(-0.18 0.00%)
インドSENSEX30種 休場

 11日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。米国の追加経済対策が成立の見通しとなったことや米長期金利の上昇一服を好感して、アジア株は買い優勢で推移した。10日に米下院が1.9兆ドル規模の追加経済対策を再可決しており、バイデン米大統領が署名して12日に成立の見通しとなった。また、2月の米消費者物価指数でコア指数が予想を下回ったことなどから、過度なインフレ懸念が後退して米長期金利が低下している。アジア株はこうした動きが好感されて買いが広がった。上海株は2.36%高と大幅反発。インド市場は休場。
 
 中国大陸市場で上海総合指数は大幅反発。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国平安保険、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が買われた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続伸。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、医薬品メーカーの石薬集団、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)が買われた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、旅行代理店のフライト・センター・トラベル・グループが買われる一方で、決済サービス会社のアフターペイ、データセンターのネクストディーシー、投資銀行のマッコーリー・グループが売られた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)