富士急、今期経常を赤字拡大に下方修正、配当を6円に修正

配信元:株探
投稿:2021/03/10 15:00
 富士急行 <9010> が3月10日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の29.4億円の赤字→39.8億円の赤字(前期は41.9億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6.8億円の黒字→3.5億円の赤字(前年同期は4億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 同時に、期末一括配当を従来計画の6~10円→6円(前期は15円)に修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  前年12月、政府の観光復興支援策「Go To トラベルキャンペーン」が全国一時停止されたことや、本年1月7日の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の再発出、及び3月5日の首都圏1都3県を対象とする緊急事態宣言の期間延長により、当社運輸業、レジャー・サービス業等における利用客の回復が遅れていることを踏まえ、前回公表した業績予想を修正することといたしました。

   当期の期末配当予想につきましては、今回の業績予想の修正や財務状況、及び継続かつ安定的な配当を行うとの基本方針を総合的に勘案し、1株当たり6円00銭とさせていただきます。(注)本資料に記載されている業績見通し等は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の 前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因によりこれらの予想値とは異なる可能性があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,194.0
(15:30)
-5.0
(-0.22%)