【注目】先週末全面安の中、逆行高をみせた銘柄・割安株◆あすなろ投資顧問CEO 大石やすし◆

◆ユニバンス（7254）

自動車部品メーカーであり、ミッションやアクスルがメイン。産機向け変減速機も手掛けている。今期経常損益の赤字縮小見通しから来期業績拡大の期待が高まっている。2/25は大陽線をつけたが翌2/26は全面安の影響もあり利益確定売りが多く株価は押され気味。しかしバリュエーションはPBR0.4倍台と割安であり、見直し買いが下値を支える展開が期待できそう。

◆日揮ホールディングス（1963）

エンジニアリングで国内トップクラスのシェアを占める。世界各地で石油、化学、発電、LNG関連プラントの建設を進めている。2/26前場の株価は小安いが5日線は下回っていない。PBRが0.8倍台と水準訂正の余地を残しており、また脱炭素関連銘柄の側面もあるだけに、一段高の余地があると見る。

◆菊水電子工業（6912）

電子計測・電源機器メーカー。据置型直流安定化電源、耐電圧試験器で多くのシェアを占める。2/25引け後、通期業績予想について上方修正を発表。これが好感され翌日前場の買いに繋がっている。2/15の大陰線でシコリ玉が多いことや、2/26の全面安につられ長い上髭をマーク。クライアント業界が回復基調にあり、同社製品の需要増が期待されることから一段高を期待したい。

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