アジア株 総じて上昇、上海株は反発

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/02/01 18:29
東京時間18:03現在
香港ハンセン指数   28892.86(+609.15 +2.15%)
中国上海総合指数  3505.28(+22.22 +0.64%)
台湾加権指数     15410.09(+271.78 +1.80%)
韓国総合株価指数  3056.53(+80.32 +2.70%)
豪ASX200指数    6662.96(+55.61 +0.84%)
インドSENSEX30種  48217.20(+1931.43 +4.17%)

 1日のアジア株は総じて上昇。前週後半の下げの反動から押し目買いの動きが広がり、その後、マイナス圏で推移していた米国株価指数先物の時間外取引がプラス圏に転じたことなどが好感された。上海株は反発。1月の中国財新製造業購買担当者景気指数(PMI)は事前予想や前回を下回った。発表後に上値を抑えられたものの、反応は一時的なものにとどまった。中国人民銀行による資金供給オペなどが好感されて上昇につながったもよう。
  
 豪州株は反発。序盤に2カ月ぶり安値をつけたあとは、値ごろ感による買い戻しの動きとなった。西オーストラリア州の州都パースではきのうから5日間のロックダウンに入っている。従来のウイルスよりも感染力が強いとされている変異種が確認されたことを受けての措置となる。台湾株は急反発。ハイテク関連株を中心に上昇した。

 中国大陸市場で上海総合指数は反発。化学品メーカーの万華化学集団、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、化学繊維メーカーの恒力石化、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が買われた。
   
 香港ハンセン指数は急反発。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が買われた。
   
 豪ASX200指数は反発。医薬品メーカーのCSL、健康関連企業のアンセル、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、金属・鉱業会社のサウス32、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行が買われた。

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