セグエG、前期経常を47%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額

配信元:株探
投稿:2021/01/29 12:15
 セグエグループ <3968> が1月29日昼(12:15)に業績・配当修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の5.9億円→8.7億円(前の期は5.5億円)に47.1%上方修正し、増益率が7.2%増→57.8%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→5.4億円(前年同期は2.4億円)に2.1倍増額し、増益率が4.4%増→2.2倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→16円(前の期は10円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2020年12月期の業績につきましては、新型コロナウィルスの影響等を受け、システムインテグレーション案件の長期化が見られたものの、テレワーク商材を含む主力のVAD(Value Added Distributor:他社メーカー製品を技術的付加価値と共に販社やユーザに提供する代理店のこと)ビジネス商材の販売が第4四半期に進捗したことに加え、2020年11月11日発表の自社製品「RevoWorks Browser」の大型案件も期末に納入し、売上高は概ね期初予想どおりの着地となる見通しです。利益につきましては、VADビジネスの効率的展開に加え、利益率の高いテレワーク商材の販売が伸びたことにより、売上総利益率が改善いたしました。また、自社製品「RevoWorks Browser」の大型案件納入がさらに売上総利益を押し上げました。その結果、成長投資による販売費及び一般管理費の増加を吸収し、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも前回発表の業績予想を大きく上回る見込みとなりました。

 当社は、内部留保の充実を図り、事業の効率化と事業拡大のための投資を積極的に行っていく一方、株主への利益還元を重要な経営課題であると認識したうえで、各事業年度の経営成績を勘案しながら、配当も継続的に実施していくことを基本方針としております。上記連結業績予想の修正のとおり、利益が前回発表予想を大きく上回る見込みとなりましたので、当期の配当金につきまして、当社の財政状態及び配当性向等を総合的に勘案し、1株当たりの期末配当予想を、前回発表いたしました10円から6円増配の16円に修正することにいたしました。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
502.0
(04/26)
-6.0
(-1.18%)