オムロン、今期税引き前を一転10％増益に上方修正

　オムロン <6645> が1月27日大引け後(15:05)に決算(米国会計基準)を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比10.6％増の467億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の350億円→570億円(前期は518億円)に62.9％上方修正し、一転して10.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益も従来予想の86.9億円→306億円(前年同期は243億円)に3.5倍増額し、一転して25.9％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結税引き前利益は前年同期比37.8％増の204億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.5％→10.5％に改善した。

株探ニュース