アジア株 総じて下落、香港株は大幅反落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/01/26 18:30
東京時間18:13現在
香港ハンセン指数   29391.26(-767.75 -2.55%)
中国上海総合指数  3569.43(-54.81 -1.51%)
台湾加権指数     15658.85(-287.69 -1.80%)
韓国総合株価指数  3140.31(-68.68 -2.14%)
豪ASX200指数    6824.71(休場)
インドSENSEX30種  48347.59(休場)

 26日のアジア株は総じて下落。米国株価指数先物の時間外取引での下げなどを背景に利益確定の売りが広がった。アジア株は多くの市場で高値圏にあることで、利益確定の売りに押されやすい地合いとなっていた。また、製薬大手のメルクが新型コロナウイルス向けのワクチン開発を中止すると発表したことも懸念材料となったもよう。香港株は大幅反落。前日に大幅高となり、3万の大台に乗せるなど2年7か月ぶりの高値圏まで上昇していたことで、利益確定の売りに押された。豪州市場、インド市場は休場。

 上海総合指数は大幅反落。酒造会社の貴州茅臺酒、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠、航空機部品メーカーの中国航発動力が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、香港交易及結算所(香港証券取引決済所)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディングが売られた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)