ISID、前期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額

配信元:株探
投稿:2021/01/21 15:00
 ISID <4812> が1月21日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の102億円→115億円(前の期は96.4億円)に12.6%上方修正し、増益率が5.9%増→19.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の33.5億円→46.4億円(前年同期は44.9億円)に38.3%増額し、一転して3.2%増益計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の86円→92円(前の期は77円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高は、ビジネスソリューションおよびコミュニケーションITセグメントを中心に予想を上回る見通しとなりました。利益につきましても、増収に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益すべての段階利益で前回予想を上回る見通しです。 なお、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はすべて、3期連続で当社グループの過去最高を更新する見込みです。

  当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題として認識し、持続的な成長を実現するための内部留保を確保しつつ、適正かつ安定的な配当を継続することを配当に関する基本方針に掲げるとともに、連結配当性向の目安を40%以上としております。 上記方針のもと、当期末の配当金は1株につき43円、通期の連結配当性向は40.5%と予想しておりましたが、前述のとおり親会社株主に帰属する当期純利益が期初予想比増益の見通しとなったことから、1株につき前回予想比6円増の49円に修正いたします。この結果、すでに実施済みの第2四半期末配当金とあわせ、年間配当金は1株につき92円(前期比15円増)、連結配当性向は40.7%となる予定です。(注) 上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は業況の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
5,040.0
(04/26)
+40.0
(+0.80%)