反発、バイデン新政権の発足を控えて=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/01/20 06:04
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=52.98(+0.56 +1.07%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.56~0.62ドル高。その他の限月は0.09ドル安~0.54ドル高。

 バイデン新政権の発足を控えて堅調に推移した。すでに発表されている第1弾の景気対策のほか、第2弾の景気対策への期待が根強いなかで買いが優勢だった。イエレン新財務長官によると、第2弾はインフラ投資を含む米競争力強化を目指す内容となる見通しであるうえ、バイデン次期大統領はパンデミック下での増税を望んでいないとも語り、短期的な増税懸念は払拭された。

 時間外取引で3月限はマイナス圏で推移する場面もあったが、じりじりと下値を切り上げた。通常取引開始後は53.83ドルまで上げた。

MINKABU PRESS

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