米外為市場サマリー:ポジション調整のドル買いで一時103円40銭台に上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/12/21 07:43
米外為市場サマリー:ポジション調整のドル買いで一時103円40銭台に上昇  18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=103円30銭前後と前日に比べ20銭弱のドル高・円安。ユーロは、1ユーロ=126円62銭前後と同10銭強のユーロ高・円安だった。
 
 クリスマス休暇シーズンを前に、足もとで積み上がったドル売り・円買いのポジションを解消する動きが優勢だった。米国の追加経済対策を巡る与野党協議や英国と欧州連合(EU)との通商交渉に依然として先行き不透明感が残るなか、NYダウが反落したことから流動性の高いドルが選好されたこともあり、一時103円47銭まで上昇した。ただ、15~16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを通過したことで相場の方向感は出にくくなっており、買い一巡後は上値が重くなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2257ドル前後と前日に比べ0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高だった。



出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ