概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、7-9月期の企業の業績が前期から大幅に改善
配信元:フィスコ
投稿:2020/12/04 10:04
【ブラジル】ボベスパ指数 112291.59 +0.37%
3日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比413.06ポイント高(+0.37%)の112291.59で取引を終了した。111873.9から113377.3まで上昇した。
中盤は高値圏を追う場面もあったが、その後は上げ幅を縮小させた。米株高が支援材料となり、ブラジル株への買いも継続した。また、航空セクターの上昇も指数をサポート。経済活動の回復期待から航空セクターの物色動きが活発になったもようだ。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、終盤に上げ幅を大幅に縮小させた。
【ロシア】MICEX指数 3162.67 -0.84%
3日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比26.94ポイント安(-0.84%)の3162.67で取引を終了した。3192.98から3141.40まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場がさえない展開を示したことが警戒され、ロシア株への売りも広がった。また、通貨ルーブル高の進行も輸出大手の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。新型コロナウイルスワクチンの早期普及期待などが引き続き指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 44632.65 +0.03%
3日のインドSENSEX指数は強含み。前日比14.61ポイント高(+0.03%)の44632.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.15ポイント高(+0.15%)の13133.90で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。7-9月期の企業の業績が前期から大幅に改善したとの報告が好感された。また、景気対策への期待なども引き続き指数をサポートした。一方、一部市中銀行の格下げ懸念が指数の足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3442.14 -0.21%
3日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.24ポイント安(-0.21%)の3442.14ポイントと続落した。
米中対立激化の警戒感がくすぶる流れ。米議会下院は2日、米国で上場する外国企業に対し、経営の透明性を求める法案を全会一致で可決した(上院は5月に可決済み)。中国企業を想定したものとみられ、情報開示が不十分と判断された場合には上場廃止を迫られることになる。トランプ米大統領の署名で成立する見込みだ。ただ、大きく売り込む動きはみられない。中国景気の持ち直し期待が続いている。
<CS>
3日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比413.06ポイント高(+0.37%)の112291.59で取引を終了した。111873.9から113377.3まで上昇した。
中盤は高値圏を追う場面もあったが、その後は上げ幅を縮小させた。米株高が支援材料となり、ブラジル株への買いも継続した。また、航空セクターの上昇も指数をサポート。経済活動の回復期待から航空セクターの物色動きが活発になったもようだ。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、終盤に上げ幅を大幅に縮小させた。
【ロシア】MICEX指数 3162.67 -0.84%
3日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比26.94ポイント安(-0.84%)の3162.67で取引を終了した。3192.98から3141.40まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場がさえない展開を示したことが警戒され、ロシア株への売りも広がった。また、通貨ルーブル高の進行も輸出大手の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。新型コロナウイルスワクチンの早期普及期待などが引き続き指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 44632.65 +0.03%
3日のインドSENSEX指数は強含み。前日比14.61ポイント高(+0.03%)の44632.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.15ポイント高(+0.15%)の13133.90で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。7-9月期の企業の業績が前期から大幅に改善したとの報告が好感された。また、景気対策への期待なども引き続き指数をサポートした。一方、一部市中銀行の格下げ懸念が指数の足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3442.14 -0.21%
3日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.24ポイント安(-0.21%)の3442.14ポイントと続落した。
米中対立激化の警戒感がくすぶる流れ。米議会下院は2日、米国で上場する外国企業に対し、経営の透明性を求める法案を全会一致で可決した(上院は5月に可決済み)。中国企業を想定したものとみられ、情報開示が不十分と判断された場合には上場廃止を迫られることになる。トランプ米大統領の署名で成立する見込みだ。ただ、大きく売り込む動きはみられない。中国景気の持ち直し期待が続いている。
<CS>
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