NY株式市場(24日)ダウ平均は再び過去最高値が視野に入る水準へ−世界的な株高が2周目に突入か⁈
24日のニューヨーク株式市場でダウ平均は寄り付きで上値追いの展開となりそうだ。
ダウ平均は、前日の取引で新型コロナワクチンの早期実用化に対する期待感が高まったほか、バイデン次期政権の財務長官に元FRB議長のイエレン氏が起用されるとの報道が相次いだことから、相場の地合いが好転した。
さらに24日のニューヨーク株式市場は、トランプ大統領がこれまで認めてこなかったバイデン次期政権への政権移行業務を容認する姿勢を示したことからリスクオンムードが広がりそうだ。ヨーロッパ株式市場も堅調に推移していることから、前日からの世界的な株高基調が2週目に突入する形で寄り付きを迎えよう。
取引開始前に発表された9月のS&PコアロジックCS20都市住宅価格指数やFHFA住宅価格指数が相次いで市場予想を上回ったことも相場を後押ししよう。
ただ、ニューヨーク株式市場は、感謝祭当日の26日を挟んで週後半は市場参加者が減少するものと見られており、徐々にポジションを傾けにくい相場環境へと移行することから朝方の買い一巡後には上値の重さが意識されそうな1日となる。
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