アジア株は全面安、欧米コロナ感染急増で世界景気の減速懸念高まる 米大統領選に影響する恐れも

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/29 11:25
アジア株は全面安、欧米コロナ感染急増で世界景気の減速懸念高まる 米大統領選に影響する恐れも

東京時間11:08現在
香港ハンセン指数   24389.79(-319.01 -1.29%)
中国上海総合指数  3249.34(-20.31 -0.60%)
台湾加権指数     12660.91(-132.84 -1.04%)
韓国総合株価指数  2308.36(-36.90 -1.57%)
豪ASX200指数    5968.30(-89.44 -1.48%)

アジア株は全面安。欧米での新型コロナウイルス感染急拡大に伴う規制強化を受け、世界経済の先行きに対する不安が高まっている。フランスは全国規模のロックダウンを再導入、ドイツは一部経済活動の停止措置を講じると発表した。専門家は冬にかけて一段と感染が広まる可能性があると警告しており、市場では警戒ムードが広がっている。米国では選挙激戦州で感染が急増しているため、投票所に行けない支持者が出る可能性があり、米大統領選に影響が出る恐れもある。

上海株は0.60%安。1%安で始まるも、その後は下げ渋っている。きょう最終日を迎える中国5中総会への期待が高まっているもよう。総会終了後に長期経済戦略が公表される見通しとなっている。米中対立や新型コロナウイルスの打撃を受けた経済を回復させるため、消費促進やインフラ投資拡大、環境対策など景気刺激策が発表されると予想されている。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)