フィデアＨＤ、上期経常を2.4倍上方修正

　フィデアホールディングス <8713> が10月28日昼(12:30)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の13.5億円→32億円(前年同期は32.4億円)に2.4倍上方修正し、減益率が58.4％減→1.3％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の23億円(前期は28.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　市場部門について、新型コロナウイルス感染症の影響の見極めが困難なことから2020年3月末の有価証券ポートフォリオを前提に今期計画を策定しておりましたが、本年2月から3月にかけて大幅にポジションを圧縮したリスク性資産（株式、REITなど）の一部を回復させながら収益基盤の再構築に取り組む中で、有価証券利息配当金や株式等関係損益が計画を上回る見込みとなりました。　また、経営効率化を目的に店舗統合を進める中で特別損失が増加するものの、第4次中期経営計画の柱の一つである経費削減が計画前倒しで進展したことや与信関係費用が計画を下回る見込みとなったことなどから、2021年3月期第2四半期の連結業績予想を上方修正いたします。　なお、2021年3月期通期の業績予想については、11月10日に予定している2021年3月期第2四半期決算発表時にお知らせいたします。