ユーロドルは上向きの流れ維持 ただ、ユーロ圏経済へのネガティブな見方も広がる=NY為替
ユーロドルはNY時間にかけて買い戻しの動きが見られ、1.18ドル台前半での値動きとなっている。ロンドン時間には一時1.17ドル台に下落する場面が見られた。米国で感染第3波が拡大していることや、来週の米大統領選への不透明感もあって、リスク回避のドル買いが続くとの見方もあるようだ。ただ、ドル安の見方も根強く、1.17ドル台に入ると値ごろ感からの買いも活発に出る模様。21日線が1.1775ドル付近に来ており下値サポートとして意識されるが、その水準は維持されており、上向きの流れは維持されている。
ただ、ユーロ圏経済へのネガティブな見方も広がっている。欧州では感染第2波の拡大が続いており、各国政府も部分的な外出禁止令やその他の規制を再導入しており、短期的な見通しに暗い影を落としているとの声も出ている。一部からは10-12月期のGDP見通しを従来の2.8%から0.5%に下方修正する動きも出ている。11月初旬までに感染拡大に歯止めがかからなければ、マイナス成長に転じる可能性があるという。
今週は第3四半期のユーロ圏GDP速報値の発表が予定されているが、前期比9.6%のプラス成長が見込まれている。第2四半期からの反動。ただ、予想通りだったとしても、市場は第4四半期以降の先行きへの不安を強めており、あまり重要視しないかもしれない。
EUR/USD 1.1831 EUR/JPY 123.54 EUR/GBP 0.9056
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ただ、ユーロ圏経済へのネガティブな見方も広がっている。欧州では感染第2波の拡大が続いており、各国政府も部分的な外出禁止令やその他の規制を再導入しており、短期的な見通しに暗い影を落としているとの声も出ている。一部からは10-12月期のGDP見通しを従来の2.8%から0.5%に下方修正する動きも出ている。11月初旬までに感染拡大に歯止めがかからなければ、マイナス成長に転じる可能性があるという。
今週は第3四半期のユーロ圏GDP速報値の発表が予定されているが、前期比9.6%のプラス成長が見込まれている。第2四半期からの反動。ただ、予想通りだったとしても、市場は第4四半期以降の先行きへの不安を強めており、あまり重要視しないかもしれない。
EUR/USD 1.1831 EUR/JPY 123.54 EUR/GBP 0.9056
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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