日東富士、上期経常を21%上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2020/10/26 13:00
 日東富士製粉 <2003> が10月26日後場(13:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の19億円→23億円(前年同期は23.1億円)に21.1%上方修正し、減益率が17.9%減→0.6%減に縮小する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の43億円→46億円(前期は49.7億円)に7.0%上方修正し、減益率が13.5%減→7.4%減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当第2四半期累計期間の売上高は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、外食向けパスタや贈答向け菓子用の小麦粉を中心に若干減少しましたが、損益面では、外食事業におけるケンタッキーフライドチキン店が持帰り需要を捉えて利益を伸ばしたことに加え、生産設備に係る保守計画の見直しによって修繕費の削減を図ったこと、また、旅費・交通費をはじめとした販売費及び一般管理費が減少したことから、当初の計画を上回る見込みとなりました。また、通期業績予想につきましても、感染拡大の影響は当連結会計年度末まで継続するものと想定し、第2四半期(累計)連結業績予想を踏まえた上で修正いたします。尚、本年10月に外国産小麦の政府売渡価格が平均4.3%引き下げられたことに伴い、当社においても来年1月12日納品分より小麦粉製品の価格改定を行います。(注)上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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