米外為市場サマリー:売り一巡後は持ち直し105円40銭台で推移

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/20 08:08
米外為市場サマリー:売り一巡後は持ち直し105円40銭台で推移  19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円43銭前後と前週末に比べ3銭程度のドル高・円安。ユーロは、1ユーロ=124円10銭前後と同60銭強のユーロ高・円安だった。
 
 英国と欧州連合(EU)との通商交渉の進展期待を背景に、ユーロ買い・ドル売りが先行。この流れがドル円相場にも波及し、序盤には105円30銭まで軟化する場面があった。ただ、売り一巡後は押し目買いで持ち直す動きとなり、一時105円49銭まで上昇。この日に全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した10月の住宅市場指数が前月から2ポイント上昇の85と、市場予想(83程度)を上回ったことも支援材料となった。とはいえ、米国で与野党協議が続いている追加経済対策の行方などを見極めたいとして上値は重く、ドル円相場の値幅は20銭程度と小さかった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1769ドル前後と前週末に比べ0.0050ドル強のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS
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