中本パックス、上期経常を一転2％増益に上方修正

　中本パックス <7811> が10月1日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の7.5億円→8億円(前年同期は7.9億円)に6.9％上方修正し、一転して1.6％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の16.5億円(前期は16億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年２月期第２四半期(累計)につきましては、売上高が当初予想を上回る見込みであり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による営業活動の自粛などにより経費が圧縮され、営業利益及び経常利益も予想を上回る見通しです。　また、上記１項に記載の特別利益と特別損失を計上することにより、親会社株主に帰属する当期純利益についても予想を上回る見通しです。　2021年２月期通期の業績予想につきましては、当初、新型コロナウイルス感染症の影響は2020年夏頃まで続くと仮定しておりましたが、終息時期は未だ予測することが出来ない状況にあるため、2020年4月13日公表の通期の業績予想から変更しておりません。　イベントの中止や、外出・行楽の自粛が今後も続く場合は、比較的高価格帯の容器・トレー向け商材などの需要回復が見込めず、また営業活動の自粛やテレワークの拡大により、工場などでの立会試作が制限される場合には、見込んでいた新規案件の進捗が遅れるなど業績が変動する可能性があります。　引き続き業績動向を注視し、今後、業績予想を修正する必要が生じた場合には速やかにお知らせいたします。