タイバーツ円はやや強含み、10月から2つの追加景気刺激策=東京為替
1日のタイバーツ円はやや強含んでおり、3.332円~3.334円レベルのレンジを上に放れ、3.340円をうかがう展開となっている。特に材料は観測されていないが、10月入りとともに景気底打ちから回復を期待するバーツ買いが入っているようだ。
タイ政府は新型コロナウイルス対策で強権的な措置を可能とする「非常事態宣言」の期限を、9月末から10月末に延長した。一方、新型コロナウイルスによる景気低迷を受けた2つの追加景気刺激策を行う。予算は510億バーツで(1)10月23日から12月31日に、外食費や物品購入費の半分を政府が負担する「半分ずつプロジェクト」、(2)低所得者向けに10月から3カ月間、生活必需品を低価格で販売する店舗で使用できるクレジットを月500バーツ支給、以上の政策を実行する。
加えて、これまでビジネス目的での渡航を先行して実施してきたタイと日本を結ぶ航空便ついて、別枠を設定して出国(入国)人数を10月から拡大する。
9月のタイバーツ円はは月を通じて下落トレンドとなり、8月下旬の3.42円台から一時は3.32円割れとなっていた。足もとは安値圏でもみ合いとなっている。
THBJPY 3.3365
MINKABU PRESS
タイ政府は新型コロナウイルス対策で強権的な措置を可能とする「非常事態宣言」の期限を、9月末から10月末に延長した。一方、新型コロナウイルスによる景気低迷を受けた2つの追加景気刺激策を行う。予算は510億バーツで(1)10月23日から12月31日に、外食費や物品購入費の半分を政府が負担する「半分ずつプロジェクト」、(2)低所得者向けに10月から3カ月間、生活必需品を低価格で販売する店舗で使用できるクレジットを月500バーツ支給、以上の政策を実行する。
加えて、これまでビジネス目的での渡航を先行して実施してきたタイと日本を結ぶ航空便ついて、別枠を設定して出国(入国)人数を10月から拡大する。
9月のタイバーツ円はは月を通じて下落トレンドとなり、8月下旬の3.42円台から一時は3.32円割れとなっていた。足もとは安値圏でもみ合いとなっている。
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