米外為市場サマリー:方向感乏しく105円50銭前後で推移

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/09/29 08:01
米外為市場サマリー:方向感乏しく105円50銭前後で推移  28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円50銭前後と前週末に比べ8銭程度のドル安・円高。ユーロは、1ユーロ=123円08銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安だった。
 
 29日から始まる米大統領選候補者のテレビ討論会、10月1日の米9月ISM製造業景気指数、10月2日の米9月雇用統計などの重要イベントを控えて積極的には動きにくく、方向感に乏しい展開だった。米株式市場の上昇を手掛かりに一時105円67銭まで上昇する場面もあったが、持ち高を一方向に傾ける動きが限られるなか一段とは伸び切れず。この日は欧州株も上昇するなど世界的な株高を受け、リスク選好時に買われやすいユーロに対してドルが下落し、対円でのドル売りに波及したこともドル円相場の上値を抑える一因となった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1666ドル前後と前週末に比べ0.0030ドル強のユーロ高・ドル安だった。


出所:MINKABU PRESS
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