■NY株式:NYダウ36ドル高、FOMCは大規模緩和を当面維持
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は36.78ドル高の28032.38ドル、ナスダックは139.86ポイント安の11050.47ポイントで取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)でのハト派姿勢を期待して、寄り付きから堅調に推移した。予想通り大規模緩和策を据え置き、スタッフ予測で市場予想よりも長い2023年末までゼロ金利を予想していることが明らかになると上げ幅を拡大した。しかし、パウエルFRB議長が会見で現行の資産購入規模が適切であるとし、「現行のガイダンスは極めて強力」との考えを示すと追加緩和期待が後退し、引けにかけては上げ幅を縮小した。セクター別ではエネルギーや銀行が大きく買われた一方で、テクノロジー・ハード・機器が売られた。
運送会社のフェデックス(FDX)はアナリスト予想を上回った好決算が好感され上昇。住宅建設販売のKBホームズ(KBH)はアナリストによる投資判断引き上げが好感され上昇した。一方で、カジノ経営のラスベガスサンズ(LVS)、ウィン・リゾーツ(WYNN)、MGMリゾーツ(MGM)はアナリストによる投資判断引き下げが嫌気され軒並み下落した。
著名投資家バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイ(BRK/B)やセールスフォース(CRM)の出資で注目されていたソフトウェアのスノウフレーク(SNOW)が16日ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。ソフトウェア企業として過去最大規模のIPOとなったが、初日の取引で公募価格120ドルの倍以上に株価は上昇し、好調な出だしとなった。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:追加緩和の思惑後退でドル反発
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円81銭まで下落後、105円15銭まで反発して104円98銭で引けた。予想を下回った米8月小売売上高でドル売りが優勢となった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り大規模緩和策を据え置き、2023年末までゼロ金利を予想していることが明らかになるとドル売りがさらに強まったが、その後、パウエルFRB議長が「現行のガイダンスは極めて強力」との考えを示したため追加緩和への期待を受けたドル売りは後退。
ユーロ・ドルは、1.1877ドルから1.1788ドルまで下落して1.1815ドルで引けた。FOMC結果判明後の利回り上昇に伴うドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、124円79銭から123円84銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3007ドルまで上昇後、1.2938ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9056フランから0.9111フランまで上昇した。
■NY原油:大幅続伸で40.16ドル、在庫減少で40ドル台に上昇
NY原油先物10月限は大幅続伸(NYMEX原油10月限終値:40.16 ↑1.88)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.88ドルの1バレル=40.16ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは38.35ドル−40.34ドル。大型ハリケーンの接近で石油生産施設の操業は停止していること、原油在庫は予想に反して減少していることから、需給ひっ迫を警戒して40ドル台に上昇いた。通常取引終了後の時間外取引では40ドル台前半で推移している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 25.60ドル +0.32ドル(+1.27%)
モルガン・スタンレー(MS) 51.15ドル +0.76ドル(+1.51%)
ゴールドマン・サックス(GS)200.68ドル +2.68ドル(+1.35%)
インテル(INTC) 50.37ドル +0.37ドル(+0.74%)
アップル(AAPL) 112.13ドル -3.41ドル(-2.95%)
アルファベット(GOOG) 1520.90ドル -20.54ドル(-1.33%)
フェイスブック(FB) 263.52ドル -8.90ドル(-3.27%)
キャタピラー(CAT) 151.11ドル +2.51ドル(+1.69%)
アルコア(AA) 13.90ドル +0.12ドル(+0.87%)
ウォルマート(WMT) 136.26ドル -1.10ドル(-0.80%) <ST>
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は36.78ドル高の28032.38ドル、ナスダックは139.86ポイント安の11050.47ポイントで取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)でのハト派姿勢を期待して、寄り付きから堅調に推移した。予想通り大規模緩和策を据え置き、スタッフ予測で市場予想よりも長い2023年末までゼロ金利を予想していることが明らかになると上げ幅を拡大した。しかし、パウエルFRB議長が会見で現行の資産購入規模が適切であるとし、「現行のガイダンスは極めて強力」との考えを示すと追加緩和期待が後退し、引けにかけては上げ幅を縮小した。セクター別ではエネルギーや銀行が大きく買われた一方で、テクノロジー・ハード・機器が売られた。
運送会社のフェデックス(FDX)はアナリスト予想を上回った好決算が好感され上昇。住宅建設販売のKBホームズ(KBH)はアナリストによる投資判断引き上げが好感され上昇した。一方で、カジノ経営のラスベガスサンズ(LVS)、ウィン・リゾーツ(WYNN)、MGMリゾーツ(MGM)はアナリストによる投資判断引き下げが嫌気され軒並み下落した。
著名投資家バフェット氏が率いるバークシャーハサウェイ(BRK/B)やセールスフォース(CRM)の出資で注目されていたソフトウェアのスノウフレーク(SNOW)が16日ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。ソフトウェア企業として過去最大規模のIPOとなったが、初日の取引で公募価格120ドルの倍以上に株価は上昇し、好調な出だしとなった。
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■NY為替:追加緩和の思惑後退でドル反発
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円81銭まで下落後、105円15銭まで反発して104円98銭で引けた。予想を下回った米8月小売売上高でドル売りが優勢となった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り大規模緩和策を据え置き、2023年末までゼロ金利を予想していることが明らかになるとドル売りがさらに強まったが、その後、パウエルFRB議長が「現行のガイダンスは極めて強力」との考えを示したため追加緩和への期待を受けたドル売りは後退。
ユーロ・ドルは、1.1877ドルから1.1788ドルまで下落して1.1815ドルで引けた。FOMC結果判明後の利回り上昇に伴うドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、124円79銭から123円84銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3007ドルまで上昇後、1.2938ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9056フランから0.9111フランまで上昇した。
■NY原油:大幅続伸で40.16ドル、在庫減少で40ドル台に上昇
NY原油先物10月限は大幅続伸(NYMEX原油10月限終値:40.16 ↑1.88)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.88ドルの1バレル=40.16ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは38.35ドル−40.34ドル。大型ハリケーンの接近で石油生産施設の操業は停止していること、原油在庫は予想に反して減少していることから、需給ひっ迫を警戒して40ドル台に上昇いた。通常取引終了後の時間外取引では40ドル台前半で推移している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 25.60ドル +0.32ドル(+1.27%)
モルガン・スタンレー(MS) 51.15ドル +0.76ドル(+1.51%)
ゴールドマン・サックス(GS)200.68ドル +2.68ドル(+1.35%)
インテル(INTC) 50.37ドル +0.37ドル(+0.74%)
アップル(AAPL) 112.13ドル -3.41ドル(-2.95%)
アルファベット(GOOG) 1520.90ドル -20.54ドル(-1.33%)
フェイスブック(FB) 263.52ドル -8.90ドル(-3.27%)
キャタピラー(CAT) 151.11ドル +2.51ドル(+1.69%)
アルコア(AA) 13.90ドル +0.12ドル(+0.87%)
ウォルマート(WMT) 136.26ドル -1.10ドル(-0.80%) <ST>
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