今週のMPCはポンドが下向き圧力に直面という見方を強める可能性が指摘される=NY為替
ポンドドルはNY時間に入って下げ渋る動きが出ているものの、きょうは一時1.30ドルを割り込む場面も見られた。1.30ドルを完全にブレイクするようであれば、1.28ドル台までの下げも警戒されるが、きょうのところは深押しすることもなく1.30ドル台を維持している。
今週は木曜日に英中銀金融政策委員会(MPC)を控えており、据え置きが確実視されているものの、市場の注目度は高い。現在は一服しているもののドル安のトレンドが優勢となる中で、ポンドドルも買い戻しが膨らんでいる。しかし、ポンドに対する弱気な見方は依然として多く見受けられる状況。
今回のMPCは経済見通しが公表され、ベイリー英中銀総裁の会見も予定されているが、それらをきっかけに、金融緩和とEUとの貿易交渉の不確実性から、ポンドは下向きの圧力に直面しているという見方を強める可能性があるとの指摘も聞かれる。
市場の一部からは、11月に英中銀は政策金利を0.1%から0%に引き下げ、量的緩和を1000億ポンド拡大するとの見通しも出ているようだ。来年初めにはマイナス金利政策の実施も視野に入るという。短期金融市場ではそれを織り込む動きが見られている。
GBP/USD 1.3066 GBP/JPY 138.26 EUR/GBP 0.9010
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
今週は木曜日に英中銀金融政策委員会(MPC)を控えており、据え置きが確実視されているものの、市場の注目度は高い。現在は一服しているもののドル安のトレンドが優勢となる中で、ポンドドルも買い戻しが膨らんでいる。しかし、ポンドに対する弱気な見方は依然として多く見受けられる状況。
今回のMPCは経済見通しが公表され、ベイリー英中銀総裁の会見も予定されているが、それらをきっかけに、金融緩和とEUとの貿易交渉の不確実性から、ポンドは下向きの圧力に直面しているという見方を強める可能性があるとの指摘も聞かれる。
市場の一部からは、11月に英中銀は政策金利を0.1%から0%に引き下げ、量的緩和を1000億ポンド拡大するとの見通しも出ているようだ。来年初めにはマイナス金利政策の実施も視野に入るという。短期金融市場ではそれを織り込む動きが見られている。
GBP/USD 1.3066 GBP/JPY 138.26 EUR/GBP 0.9010
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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