スミダコーポ、今期税引き前を一転赤字に下方修正

　スミダコーポレーション <6817> が7月31日大引け後(17:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前損益は18億円の赤字(前年同期は4.4億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の28億円の黒字→10.1億円の赤字(前期は21.8億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比54.5％減の7.9億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結税引き前損益は12.2億円の赤字(前年同期は1.8億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.3％→-5.4％に急悪化した。

株探ニュース