Googleトレンドからマーケットの旬を読む
*このコーナーはGoogleで多く検索されているワードから、経済の行方やマーケットの物色動向などを読み解く大石独自の目線を書くコラムです。
「サマージャンボ」がランクイン
数字で見る宝くじ。平成30年度の販売実績は8046億円。その使い道は?3071億が20の指定都市にて公共事業に。103億が社会貢献広報費。1127億円が印刷経費及び売りさばき手数料。そして当選金として3,745億円。46%は購入者側に帰ってきてるんですね。ちなみに宝くじ購入経験者は国民の76.4%で推定8115万人。もはや買ったことない人に会う方が難しいレベルです。ただ年々購入者は減少傾向みたいです。他にも増えましたからねギャンブル的なもの。(*数字は宝くじ公式サイトから)
「白猫」がランクイン
運営会社のコロプラは主要タイトルの人気低下や任天堂とのアレコレで一時逆風に立たされましたが、ドラクエウォークの躍進で大復活。今期は不調だった2019年の数字を大幅に塗り替え更に好調期の数字をも超える勢いとの予測。私も調査プレイ続けてますが運営上手いです。〈ほどほどに満足〉させて〈ほどほどに文句も言わせてくれる〉バランス感。そして何より、コロナで歩けない中でも「ウォークもの」が繁盛する手法があることを証明してくれました。ただ正直ドラクエ3イベントで燃え尽きた感はありますが・・・。時価総額的に見ればコロプラはもちろんスクエニにしてもトップクラスの任天堂・ネクソンなんかと比べればまだまだ伸びしろを感じます。巣ごもり時代において市場規模ごと拡大する可能性がありますのでむしろゲームセクター全体的に要注目です。個人的にはブシロードあたり見ています。
「家賃支援給付金」がランクイン
緊急事態宣言の第2弾が囁かれている中、ようやく家賃支援。該当する事業主にとって大変ありがたいものです。政府も頑張ってくれていますが、もっとスピード感が欲しいというのも世論の本音でしょう。第2弾が簡単に出せないのは、計り知れない経済への影響はもちろんのこと、支援策の渋滞が起きることも理由の一つでしょう。財源確保も難しい。
その他「クラウド」もランクインしました。イグニスの婚活アプリが中国のTensentクラウドを使って新サービス開始!的なもの。日本は今や欧米諸国だけでなく、かつては大きく差をつけていた中国の基盤すら使うほどの状況なのか・・・若干考えさせられるトピックでした。がんばれ日本!さてさて、7月後半戦も株で資産増を狙うとしましょう。
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