デサント、非開示だった今期経常は21%増益へ

配信元:株探
投稿:2020/07/15 15:00
 デサント <8114> が7月15日大引け後(15:00)に非開示だった業績見通しを発表。21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比20.6%増の5.5億円に伸びる見通しと発表した。
 なお、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常損益が41億円の赤字(前年同期は29億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

 同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 ●連結業績予想公表の理由 2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウィルス感染拡大による事業活動への影響を合理的に算定することが困難であることから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき連結業績予想を算定いたしましたので、公表いたします。売上高につきましては、国内外においての新型コロナウィルス感染拡大の影響が一定期間にわたり継続する想定としていることや、前連結会計年度において赤字体質の欧米子会社の休止及び譲渡等を行ったことにより、前年実績を下回る見通しです。また、営業利益及び経常利益につきましては、赤字体質の欧米子会社の休止及び譲渡等による固定費の減少及び、継続的な取組みによる広告販促等の販管費の削減を見込み、前期実績をわずかに上回る見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記の要因に加え、中国における合弁会社の再編を行うことに伴い、持分変動差額(特別利益) 約4,000百万円を計上すること等により、前期実績を大幅に上回る見通しです。 なお、第3四半期以降に売上高が一定水準まで回復することで、下半期では黒字となる見通しです。 中国における合弁会社の再編の詳細につきましては、本日発表の「中国における合弁会社の再編に係る契約締結及びそれに伴う特別利益計上に関するお知らせ」をご参照ください。●個別業績予想公表の理由 2021年3月期の個別業績予想につきましては、連結業績予想と同様に未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき個別業績予想を算定いたしましたので、公表いたします。 売上高、経常利益につきましては、韓国をはじめとする海外においての新型コロナウィルス感染拡大の影響が一定期間にわたり継続する想定としていることから、海外子会社等に対するロイヤリティ収入が減少することで前期実績を下回る見通しです。当期純利益につきましては、それらに加え、中国における合弁会社の再編を行うことに際して、ケイマン諸島に設立した会社へ「デサント」ブランドの商標権を移転登記すること等により、法人税等が増加することや、当社の連結子会社である DESCENTE GLOBAL RETAIL LTD. の株式について関係会社株式評価損 約1,450百万円を計上すること等により、前期実績を大幅に下回る見通しです。 子会社株式の減損処理の詳細につきましては、本日発表の「当社子会社株式の減損処理に伴う特別損失の計上に関するお知らせ」をご参照ください。 (注)上記予想は、現時点で得られた情報に基づいて算出しております。したがって実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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