[給付金●●万！？特需はどこに？]Googleトレンドからマーケットの旬を読む-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

Googleトレンドからマーケットの旬を読む

＊このコーナーはGoogleで多く検索されているワードから、経済の行方やマーケットの物色動向などを読み解く大石独自の目線を書くコラムです。

　「レオパレス」が急上昇。全体の約15％のリストラ（希望退職者募集）の件ですね。今年の株主総会ではモノ言う大株主レノの経営参入を拒否し会場が湧いたそうですが、私からすればアクティビストが入った方が良いと思ってしまう。経営一つで会社は大きく変わる。レオパレスの株を買い、一儲けしたいなら感情に流されず、もっとシビアに判断すべきだろう。

　「ブラックアウトチューズデー」はなんとも複雑なストーリー。人権差別と政治が絡み合い、コロナでストレスフルだった人々をプツンとさせるには十分すぎる出来事となってしまった。しかし皮肉なもので今の相場には追い風になっている。株価は上がり続け、為替は円安方向、トランプ再選へのロードマップに光が灯りだした。もはや全てが理解不能な領域へ。

　「品川給付金」は個人的にビッグインパクト。夫婦で6万円・中3の長男・双子ちゃんで15万。先日の給付金と併せて71万円を頂戴する事になりそうです。上場会社に使うと決めていたので大塚家具とビックカメラで消費しようと企み中。それにしても給付金は思ったよりも消費を生みそうです。家具・家電・観葉植物・水・・・普段は判断しづらいところにも特需が生まれる可能性があると感じました。関連銘柄要チェック。

　「東京アラート」がランクイン。レインボーブリッジが不気味に赤く光りました。飲食店を中心に「また自粛になるのか？」と不安になったと思います。しかし解除したら増えるのは当たり前。大事なのはWithコロナを受け入れ前を向く事。誰かが局地的に犠牲になる「要請」はもう終わりにして人VSコロナのシンプルな図式に戻したいところです。正念場。