三益半導体(8155) 経済活動再開で設備投資意欲の復活から高稼働続くとみる◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/05/27 07:58

経済活動再開で設備投資意欲の復活から高稼働続くとみる

【事業内容】
 信越化学からシリコンウエハー研磨加工を受託、再生ウエハーにおいては世界一のシェアを誇る企業。世界最先端の平坦度加工技術を磨き上げ、微細化・高度化する半導体産業において量産化に欠かせないプライムウエハー加工技術を有する。技術商社としての側面も持ち合わせ、半導体装置販売も手がける。

【業績面】
 業績面では3/27に第3Q決算を発表し、売上高は前期比4.2%減収も営業利益は同6.0%増益で通過。期末(3-6月)次第だが、売上高は前期が過去最高を記録しており計画に対しては未達懸念が残るも利益面は計画線上にあり、強気で見ておいてよいと思われる。

【株価動向】
 株価は3/23安値1404円を底値に順調な下値切り上げの動きが見て取れる。コロナショック以前の水準をほぼ回復したとみてよいだろうが、バリュエーション面からは他の半導体関連株に比べてまだ割安感も残る。昨日は信越化学が大幅高したことからも一緒に値動きを追っておきたい銘柄と言える。

配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
3,235.0
(04/26)
+503.0
(+18.41%)