モデルナが反発 ファウチ所長の発言に再び期待を高める=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/05/22 23:01
 モデルナが反発。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が米公共ラジオ(NPR)で、「数週間以内にモデルナ社が開発するワクチンのフェーズ1の臨床試験の完全な結果が出ることを期待している」と述べたことに期待感が高まっている模様。

 所長はまた、「ワクチン開発は安全に妥協することなく加速されたペースで進んでいる。12月か1月にワクチンの展開を開始することができるかもしれない」とも述べた。

 ただ、アナリストからは、モデルナのメッセンジャーRNAワクチン候補「mRNA-1273」は、最初に使用を認められるワクチンとしては十分かもしれないと指摘した。ただ、最高ではない可能性もあるとも述べている。

「他のmRNA、ウイルスベクター、アジュバントのサブユニットの方が有効性が高く、低用量で、反応原性も低くなる方向のようだが、なお検証が必要だ」と指摘している。

(NY時間09:47)
モデルナ 69.79(+2.74 +4.09%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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