KHネオケム、今期経常を27%下方修正

配信元:株探
投稿:2020/05/13 15:00
 KHネオケム <4189> が5月13日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比36.6%減の20.3億円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の92億円→67億円(前期は98.9億円)に27.2%下方修正し、減益率が7.0%減→32.3%減に拡大する見通しとなった。
 同時に、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の31億円→24億円(前年同期は50.6億円)に22.6%下方修正し、減益率が38.7%減→52.6%減に拡大する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の12.5%→9.6%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  本日(2020年5月13日)現在、当社グループにおいて、新型コロナウイルス感染症流行の影響により休業している事業場はありませんが、主要な事業分野において、原油及びナフサの価格急落に伴う販売価格の低下や感染症流行の影響を受けた製品需要の減少等が見られ、相当な蓋然性をもって大幅な減収が見込まれます。 感染症流行の終息時期を合理的に想定することができないため、現段階では確度の高い業績見通しを見積もることが難しい状況です。今回修正した業績予想は、第2四半期は感染症流行の影響により大幅減収、7月以降に機能性材料の製品需要が、10月以降に基礎化学品の製品需要が、それぞれ徐々に正常化するという仮定のもとに算出しています。また、2020年12月期通期の為替前提は1米ドル109円、国産ナフサ価格の前提は26,800円/KLとしております。 なお、感染症流行の終息状況によっては、業績予想を再修正する可能性があることをご理解願います。(注)業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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