米国株式相場は反発。ダウ平均は469.93ドル高の21413.44ドル、ナスダックは126.73ポイント高の7487.31ポイントで取引を終了した。米労働省が発表した週次新規失業保険申請件数が、過去最高を記録した前週のほぼ2倍に跳ね上がり664.8万件に達したことから、売りが先行した。その後、トランプ大統領がツイートで、ロシアとサウジアラビアが減産する見込みだと伝えると、原油価格が30%超急騰。18年ぶりの安値からの回復で、エネルギー関連企業の収益悪化懸念が後退し、上昇に転じた。セクター別ではエネルギーが大幅上昇した一方、自動車・自動車部品や消費者サービスは下落した。
原油反発を好感し、石油大手のエクソンモービル(XOM)やシェブロン(CVX)、コノコフィリップス(COP)などは軒並み上昇。一方、米国で上場している中国のコーヒーチェーン、ラッキンコーヒー(LK)は、社内調査で最高財務責任者(COO)が2019年の売上を改ざんしていたことが発覚したと発表し急落した。小売りのコールズ(KSS)は、米格付け会社ムーデイーズが同社の格付見通しをネガティブに変更したことが嫌気された
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、米国経済がすでに「景気後退入りしていることはほぼ明らか」とし、その長さはウイルス蔓延の行方次第だとの見解を示した。
Horiko Capital Management LLC
<FA>
原油反発を好感し、石油大手のエクソンモービル(XOM)やシェブロン(CVX)、コノコフィリップス(COP)などは軒並み上昇。一方、米国で上場している中国のコーヒーチェーン、ラッキンコーヒー(LK)は、社内調査で最高財務責任者(COO)が2019年の売上を改ざんしていたことが発覚したと発表し急落した。小売りのコールズ(KSS)は、米格付け会社ムーデイーズが同社の格付見通しをネガティブに変更したことが嫌気された
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、米国経済がすでに「景気後退入りしていることはほぼ明らか」とし、その長さはウイルス蔓延の行方次第だとの見解を示した。
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