フェリシモ、前期経常を87％上方修正

　フェリシモ <3396> が3月31日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年2月期の連結経常利益を従来予想の1億9500万円→3億6500万円(前の期は7億2300万円)に87.2％上方修正し、減益率が73.0％減→49.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1600万円→1億8600万円(前年同期は3億4900万円)に12倍増額し、減益率が95.4％減→46.7％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年２月期の当社グループの通期の業績見通しは、営業利益の見通しが304百万円と期首の計画を187百万円上回る見込みとなりました。販売費及び一般管理費につきましては、梱包仕様の変更等により出荷関連コスト比率が予定を下回ったことや、主に新規事業分野の広告費が減少したことにより、計画値を下回りました。これらの結果、経常利益は365百万円と期首の計画を上回る見込みとなり、親会社株主に帰属する当期純利益も365百万円と前回発表予想から181百万円増加する見通しであります。　なお、売上高につきましては、28,607百万円と前回発表予想を1,669百万円下回る見通しとなりました。定期便事業につきましては、ファッションの分野は計画を上回って推移しましたが、生活雑貨及び手作り雑貨の分野における売上げが計画を下回りました。新規事業の分野につきましても、外部ファッションサイトでのファッション商品の売上げが計画を下回ったことや、他社EC支援事業の売上げも計画を下回りました。※上記業績予想は本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。