まずは1000円手前までの戻りが現実的な狙い目
リコーは、今回の新型コロナウィルスによって、中国からの部品輸入が止まり、東北の一部子会社生産ラインを休止したという報道(2月27日)によって、2月末から大きく株価が下落してきた。その後、リコーリース社とみずほリースの提携など、話題となったニュースはあったものの、全体相場環境の悪化により、さらに株価は下落してきた。
株価は、直近高値の1270円から先週末には743円と、41.5%の大幅下落を演じた。しかし、中国での新型コロナ感染者の増加数が減り、一部では経済復興への動きが見られ始めており、株価が反発するタイミングにあると考えられる。
信用残ではすでに倍率が上がり始めており、これ以上の空売り維持は危険とみられる可能性が高く、買戻しの需要も短期的に出るだろう。各証券会社のレーティングも悪くなく、今後重視されるESGへの取組も充実していることから、戻りに入った場合には腰の入った買いが続く可能性がある。まずは1000円手前までの戻りが現実的な狙い目になるだろう。
株価は、直近高値の1270円から先週末には743円と、41.5%の大幅下落を演じた。しかし、中国での新型コロナ感染者の増加数が減り、一部では経済復興への動きが見られ始めており、株価が反発するタイミングにあると考えられる。
信用残ではすでに倍率が上がり始めており、これ以上の空売り維持は危険とみられる可能性が高く、買戻しの需要も短期的に出るだろう。各証券会社のレーティングも悪くなく、今後重視されるESGへの取組も充実していることから、戻りに入った場合には腰の入った買いが続く可能性がある。まずは1000円手前までの戻りが現実的な狙い目になるだろう。