【買い】学研ホールディングス(9470)

著者:堀篤
投稿:2020/03/02 09:15

リバウンドを狙う

 学研ホールディングスは、子供向け学習コンテンツ企業から、介護関連企業として頭角を現している。同社が介護事業に進出したのは2004年のことだが、そこから同社利益は成長を始め、2018年にメディカル・ケア・サービス社を買収したことで、介護事業の利益が連結業績の3分の2を占めるようになった。
 昨年11月の第3四半期業績が好調であったことにより、同社株価は6000円近辺から7000円超へ急騰し、さらに11月29日、同社は今年3月末を基準とした1対4の株式分割を発表し、株価は7900円まで上昇した。
 その後、株価はじり安傾向を続け、先月2月には一旦7000円割れから反発したように見えたが、コロナウイルスによる下落で、株価は再び7000円を割ってきた。今般の下落は、相場全体の下落に引きずられた要素が大きく、全体の相場が反発するタイミングで、同社株価も反発するだろう。3月末の株式分割の権利取りも含め、上昇余地が大きい銘柄の一つだろう。
堀篤
日本マネジコ、東京スコットマネジメント代表取締役
配信元: 達人の予想

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