エスプール Research Memo(9):配当は連結配当性向で20%を目途に安定的、持続的向上を目指す方針

配信元:フィスコ
投稿:2020/02/12 15:09
■株主還元策について

エスプール<2471>は業績拡大と財務基盤の強化が進んだことを受け、配当方針を従来の連結株主資本配当率(DOE:当期配当金÷前期末株主資本)5%から、連結配当性向20%を目安にする方針に変更した。配当に対する考え方としては、成長に対する事業投資を最優先し、資本効率と財務基盤の強化を勘案しながら、安定的かつ持続的向上を目指すとしている。このため、単年度の業績が減益となり、連結配当性向が20%を上回った場合でも、60%以内の水準であれば減配も行わない方針としている。新方針に基づく2020年11月期の1株当たり配当金は、前期比1.30円増配の3.30円(連結配当性向20.2%)と4期連続の増配となり、業績が計画を上回れば更なる増配が期待できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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