アッヴィが決算好感し上昇 海外の廉価薬との競争も「ヒューミラ」は底堅く推移=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/02/08 04:04
 アッヴィが商いを伴って上昇。10-12月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。同社の主力薬である抗炎症薬「ヒューミラ」は、海外の廉価薬との競争が激げしくなっている中で、予想を上回る収益をあげた。イブルビカの収益も予想を上回った。通期の利益についても、予想を上回る見通しを示した。今回の決算は昨年に買収を発表したアラガンの収益は含んでいない。

(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.21ドル(予想:2.19ドル)
・売上高:87億ドル(予想:86.9億ドル)
  ヒューミラ:49.2億ドル(予想:48.6億ドル)
  イブルビカ:13億ドル(予想:12.8億ドル)
・粗利益率(調整後):81.6%(予想:82.2%)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):9.61~9.71ドル(予想:9.48ドル)
・売上高:単独の売上高:8%増に接近

(NY時間13:38)
アッヴィ 92.77(+5.59 +6.41%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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