調整完了後の動きに期待
今週の市場は、新型コロナウイルスの影響を取り込むことになるだろう。物色の中心は、不織布関係や、衛生関連商品を扱う企業などになると思われるが、市場全体の不透明感もあり、製薬会社に資金が向かう可能性もある。
塩野義製薬は、抗インフルエンザ薬、抗HIV薬に注目されるが、昨年買収したUMNファーマはワクチン開発を得意としており、感染症対策などのソリューション力も向上しそうだ。また、エムスリーとの合弁会社では、医療情報のデジタル化にも注力しており、今後の医療業界の改革にも寄与しそうだ。
今期業績は、営業利益で8.3%増益の1500億円を見込んでいるが、昨年10月発表の第2四半期では、営業利益は1.5%増益に留まっている。今月末に発表が予定されている第3四半期業績に注目がいくが、株価は、その直前の先週末にかけて調整している。
株価は、7000円超の水準から先週末、6700円程度まで下がったが、今年1月6日にも6600円割れまで下がっており、ほぼその水準で下げが止まった形になっている。短期的には、1月23日に6850円からマドを開けており、その水準までの戻りをまずは期待したい。中期的には、8000円以上を狙える銘柄だけに、市場環境が悪くなった時には、積極的に買っておきたいところだ。
塩野義製薬は、抗インフルエンザ薬、抗HIV薬に注目されるが、昨年買収したUMNファーマはワクチン開発を得意としており、感染症対策などのソリューション力も向上しそうだ。また、エムスリーとの合弁会社では、医療情報のデジタル化にも注力しており、今後の医療業界の改革にも寄与しそうだ。
今期業績は、営業利益で8.3%増益の1500億円を見込んでいるが、昨年10月発表の第2四半期では、営業利益は1.5%増益に留まっている。今月末に発表が予定されている第3四半期業績に注目がいくが、株価は、その直前の先週末にかけて調整している。
株価は、7000円超の水準から先週末、6700円程度まで下がったが、今年1月6日にも6600円割れまで下がっており、ほぼその水準で下げが止まった形になっている。短期的には、1月23日に6850円からマドを開けており、その水準までの戻りをまずは期待したい。中期的には、8000円以上を狙える銘柄だけに、市場環境が悪くなった時には、積極的に買っておきたいところだ。