ヒガシ２１、今期経常を16％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　ヒガシトゥエンティワン <9029> [東証２] が1月24日大引け後(15:15)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比36.4％増の9.5億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9.5億円→11億円(前期は9.2億円)に15.8％上方修正し、増益率が2.7％増→18.9％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.7億円→4.2億円(前年同期は4.4億円)に54.0％増額し、減益率が37.8％減→4.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→18円(前期は14円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比27.6％増の2.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の3.7％→4.4％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年3月期通期業績予想につきましては、2019年10月に開設した当社グループ最大の物流センター（東大阪）の初期投資費用（募集・研修関連費用や倉庫内設備・消耗品等）が発生するものの、ITサポート事業において2020年1月14日のWindows7サポート終了に対応するWindows10移行作業の受注が想定を大きく上回り、売上、利益共に予算を超過する見込みですので、通期業績予想を上記の通り修正することとしました。