NY市場夕方に入り、動き落ち着く=NY為替
NY市場午後のドル円は109円50銭前後での推移。新型コロナウイルス感染拡大が広がる中で、一時109円27銭まで値を落とした。東京午前に109円台後半から109円半ばまで値を落とした後、もみ合いを経てNY市場で警戒感が強まる展開に。
ダウ平均が200ドル近く下げるなど米株安が一時大きく値を落とし、米債利回りの低下、NY原油先物の低下なども含め、リスク警戒感の強い展開に。ウイルス感染者が最初に出た武漢市に加え、黄岡市など周辺複数都市で駅の閉鎖などの移動制限やレストラン、映画館、市場など人の集まるところの閉鎖などの対応がとられる中で、深刻感が広がっていった。
もっとも、この時間帯の新規材料に乏しい中で、NY午後には警戒の動きが一服。ナスダックがプラスに転じ、ダウ平均も下げ幅を大きく縮める中で、ドル円も安値から値を戻した。
ECB理事会後のラガルド総裁会見で、成長に対するリスクは以前ほど深刻でないなど、比較的前向きな発言が目立ったこともあり、当初買いが入ったユーロは、その後一転してユーロ売りに。重要な貿易相手である中国を中心にした新型コロナウイルス感染拡大懸念が重石となった。高値から売りが入る格好で対ドルで1.1036を付ける場面が見られた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
ダウ平均が200ドル近く下げるなど米株安が一時大きく値を落とし、米債利回りの低下、NY原油先物の低下なども含め、リスク警戒感の強い展開に。ウイルス感染者が最初に出た武漢市に加え、黄岡市など周辺複数都市で駅の閉鎖などの移動制限やレストラン、映画館、市場など人の集まるところの閉鎖などの対応がとられる中で、深刻感が広がっていった。
もっとも、この時間帯の新規材料に乏しい中で、NY午後には警戒の動きが一服。ナスダックがプラスに転じ、ダウ平均も下げ幅を大きく縮める中で、ドル円も安値から値を戻した。
ECB理事会後のラガルド総裁会見で、成長に対するリスクは以前ほど深刻でないなど、比較的前向きな発言が目立ったこともあり、当初買いが入ったユーロは、その後一転してユーロ売りに。重要な貿易相手である中国を中心にした新型コロナウイルス感染拡大懸念が重石となった。高値から売りが入る格好で対ドルで1.1036を付ける場面が見られた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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