【買い】ミライアル(4238)売り枯れで動意本格化、半導体関連株の一斉蜂起も近い◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/12/20 18:23

売り枯れで動意本格化、半導体関連株の一斉蜂起も近い

業種:化学
時価総額:148億円
PER:16.43倍
PBR: 0.72倍

半導体シリコンウエハー容器を製造し、ウエハサイズ300mm容器ではシェアトップを誇る。高機能プラスチックの精密成形/加工技術をもとにウエハ搬送のFOSB、出荷容器のほかカセットやハンドル、継手なども手がける。堅型射出成型機や金型等も取り扱う成型機事業も展開。

業績面においては12/9に第3Q決算を発表し、5-7月期の実績は前年同期比で売上高14.2%減、経常利益48.3%減と落ち込みが鮮明であったが、8-10月期実績は売上高同12.7%減、経常利益同36.8%減と四半期ベースでは改善傾向が窺える内容だった。回復は緩慢ながらも中間期をボトムとして業績は徐々に改善に向かうとみられる。

株価は足元で半導体株の再動意と相まって、下値圏でのダブルボトム形成から鋭い戻り足に変わってきている。先週はクリスマス休暇を前にポジション調整の売り圧力が強まりやすい中、25日移動平均線を力強く上抜けてきたことから、売り物がある程度枯れてきたことを示唆する動きと言える。直近でも半導体株が強含みを見せており、物色意欲が再燃してきたとみてよいだろう。
配信元: 達人の予想

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,463.0
(15:00)
+27.0
(+1.88%)